①学校の先生の情報だけを信じている

②保護者が何も動かずに心配だけしている

③不登校の会のママ達に逆らえない

④保護者が暗い顔をしている

⑤不登校になりそうな段階で次の居場所を用意していない

⑥保護者が子どもとずっと一緒に過ごしている

⑦子どもに学校に行かなければ人生終わりだという考えを持っている

【①学校の先生の情報だけを信じている】

多くの方と話してきて思うのは学校の先生の情報はその先生が体験してきた範囲の情報の場合が多いです。

例えば実際にあった話を出していくと進学に関して言えば2、3校しか提案してくれなかったり(それもあまり評判がよくない高校の場合も多いです)、

学習面に関してはいまだに漢字が書けない、書き順がおかしい、九九ができないと生きていくのは大変です。と言ったり。これらの情報だけを受け身で信じてしまい絶望的な考えになって暗くなってしまっている保護者の方はかなり多いです。

本来は高校も今は不登校でも行ける学校はたくさんありますし、漢字が書けないならこれからの時代はあまり書くことは必要ないから読みだけは完璧にしてパソコン入力を練習しよう。とか九九ができないなら耳から覚えてみるのはどうかたとえばyoutube でたくさん九九の歌があるので移動中などに流して歌で覚えよう、とか書き順なんて書道家にならない限り必要ないです。

もちろん柔軟に対応してくださる良い先生もいるにはいますがまだ数は少ないです。なので一人の先生の言うことが全てと鵜呑みにしてはいけないですその結果

【②保護者が何も動かずに心配だけしている】
ということになります。
ネットを開いて検索キーワードを 不登校 高校 不登校 就職 など探せばたくさんあります。優先順位は公的機関のサービスが信頼性もあり、お金がかからないので(お住いの県名 不登校) で調べると良いと思います。少しでも気になるものは片っ端から調べて最低限電話して、元気があれば直接話を聞きに行ってお子様のためになる有益な情報を取りに行くことをお勧めいたします。コツはダメ元でもよいので行動をすることが大事です。
また、
【③不登校の会のママ達に逆らえない】という話もよく聞きます。A君のお母さんが、あの学校は行かないほうがいいと言った。あの施設を利用するのは良くない。と言ったような信じられない話を聞きます。女性の世界はどろどろしているのですが肝心なのは自分のお子さんが良くなることです。気になるのに誰かが足を引っ張ってどうしても断れない場合は架空の第三者のせいにするのが効果的です。

例えば祖母の知り合いが勧めてきた、叔父の知り合いの紹介なので話だけ聞きに行く。といったような感じです。そうすれば上手に立ち回れると思います。

【④保護者が暗い顔をしている】

子どもは保護者を映し出す鏡です。たいていお子さんが暗い顔や神経質な雰囲気をしている場合は保護者の心理状態がそれと同じ事が多いです。最悪な場合は保護者も子どもも絶望してしまい悪いほう悪いほうに流れてしまう場合があるのでその時は早めに他の家族が間に入って仕切り直しをしていただく事をお勧めします。私の元にも子どもと母親の事を心配した、祖父母やいとこ、父親、塾の先生、担任の先生が相談に来るケースもありました。

また、

【⑤不登校になりそうな段階で次の居場所を用意していない】

という問題もあります。少しでも学校に行けなくなりそうな兆しがあれば早い段階で県や市町村のホームページから不登校について調べて見てくださいきっと何か通える施設や居場所があるかと思います。ない場合は少しお金がかかるかもしれませんがフリースクールなどでもいいので昼間は家から出て滞在する事の出来る居場所を早めにリサーチして置くことがのちに良いです。少しでもタイミングを逃してしまうと家に居心地の良い方を子どもは選ぶので家でずっと過ごしてしまい、そのうち携帯ゲームや動画などを見続ける生活を選ぶ様になってしまいます。またいったんその習慣が定着するとなかなか新しい環境へ移行することが困難なので早めに対応することをお勧めいたします。

どうしても次の居場所の提供が間に合わなくて家で子どもが引きこもってしまった場合は

【⑥保護者が子どもとずっと一緒に過ごしている】のはあまり良くないので
常に関心ごとが子どもになってしまいお互い息が詰まってしまう前に、お仕事をお持ちでないお母様はもし働くことができる状況であれば少し働いて一緒にいる時間を減らしてみるのも良いかもしれません。

お子さんが自宅で引きこもっていても手遅れではありませんので絶望はしないでください。おそらく大半のお子さんは外に出たいとは心のどこかでは思っていると思います。引き続きお子様の居場所を見つけるためのリサーチをしてみてください。何か質問がありましたらコメントいただけましたらなるベく回答いたします。

【⑦学校に行けなければ人生終わりだという考えを持っている】

おそらく学校に行けなければ人生終わりだという考えを突き詰めていくと集団の中でやっていけなければ人生は終わりだという意味合いを含んでいると思います。

昭和や平成初期は確かに学校に通い、企業に就職して集団で何かをしていくそんな将来が当たり前だったかもしれませんが、最近は時代が変わってネット経由で仕事が発注できたり面接やミーティングができたりまた終身雇用という時代も崩壊してきて大企業の経営自体も危うい世の中になりました。なので特に集団行動ができなくても良い時代ではあるのでこの考え方は少し時代の流れ的には違ってきていますので安心していただいてもよいかと思います

今回は不登校の不登校のお子さんに対してやってはいけない7つのこと

を紹介いたしました。この動画では不登校や発達障害やグレーゾーンのお子様を持つ保護者の方へ有益な情報を紹介していきたいと思います。