先日、出校日の際にA君という子の保護者に学校から連絡があり、
担任の先生から
『このままだとお宅のお子さんは将来働けなくて困ってしいます。』と言われたそうです。(ブログテーマとして本人には確認済みです)

それを聞いたお母さまはパニックになってしまいA君にきつく当たってしまい、A君も落ち込んでしまったそうです。

ちなみにA君は現在中学2年生
・漢字は小3レベルまで書ける
・九九は完璧ではない
・全体的な学力的は小学校4年生くらい
・社交性があり性格が良く友人が多い
・好きな事であれば驚くほど習得が早い

このような特徴がある方です。研究所でもよくいるタイプです。

本当にA君は高校も行けなく仕事もできないのでしょうか

結論から言うとそんなことはないと思います
理由は
①漢字も九九もスマホで調べればよいから
②紙に文字を書くという行為は今後ほとんどなくなるから
③人力で書いたり計算する内容のアルバイトはあまりないから
④A君は友人が多く社交的なのでそれに合う仕事を探せばよいから
⑤定時制高校や通信高校でも似たような特徴の方は存在していて
高校資格取得は可能です

以上の事からA君が高校にもいけない、仕事もできないという担任の先生の予言は当たらないと思います

もう一つ考えなければいけないことは

1人の先生の価値観に保護者が振り回されてはいけないということです。
理由は

①学校の先生や塾の先生、病院の先生も生身の人間で、その人の経験や感情のフィルターでしか他人について判断できないから
②10人ぐらいに同じことを聞けば必ず異なる意見があると思うから
③先生の人間的な未熟さからむやみに生徒や親に不安をあおったりしてストレス発散をしている場合や過度な価値観の押し売りをする方がいるから
④未来の事は誰もわからないから
⑤万が一高校もいけず、働けなくても障がい者雇用で働くという選択があるから
言葉を選ばず言うと、今の時代は障がい者雇用で働くことはある意味、勝ち組です。

以上の事から先生の言葉は適当にスルーすればよいと思います。

ただ一つ例外があります

学校の先生が不安を煽っても解決策を一緒に考えてくれたり、実際に先生もお子様のために自身も動いてくれている場合です。

この場合はかなり良い先生だと思うので、感謝だけはされると良いかと思います(答えになってないですがw)